山田とことこ日記

岩手県のリアス式で有名な三陸海岸のど真ん中「山田町」にある山田町観光協会の公式ブログ(vol.3)です。 山田の観光情報、おすすめスポット、旬の話題、復興状況など発信してまいりますのでよろしくお願いします!

2013年08月

今日で8月も終わりですね。
明日、9月1日は防災の日です。山田では明日の早朝にサイレンが鳴り、避難を呼びかけます。避難訓練にもぜひご参加ください。


さて、今日は山田の魅力を再発見しようと、「山田湾まるごとスクール」(NPO野外調査研究所、馬場小室山遺跡に学ぶ市民フォーラム、新潟大学災害・復興科学研究所危機管理・災害復興分野主催)の皆さんと、船越北長林地区の「金洗い場(かねあらいば)」と呼ばれる海岸へ行って来ました。
ビジネスインやまだの前から出発です。
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民家を通り抜け、海岸を目指してどんどん降りて行きます。
しばらく行くと、緑の木々のあいだから、山田湾が見えてきました。
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砂鉄が混ざった綺麗な砂浜と透明な海に、歓声があがりました(^^)
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みなさん、山田の海岸の地質にも大変興味を示しておられました。
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今日はこの後、荒神社を参拝したり、鯨と海の科学館を見学したり、仮設住宅の談話室で山田の歴史について学んだりと、山田の自然と触れ合いながら、山田の魅力をたくさん語り合っていただきましたぴかぴか(新しい)みなさんお疲れ様でした。ありがとうございました(^_^)/
(佐)

昨日・今日と、三重県松阪市東部中学校の生徒さん15名が、山田町にボランティアに来てくださいました。
今日は午前、午後と町内の仮設で3か所に別れて「ボンボンマスコットづくり」と、「伊勢型紙でランプづくり」を指導してくれました。


午前中の浦の浜仮設集会所での「伊勢型紙でランプづくり」におじゃまさせていただきました。
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まずは、伊勢型紙を、下絵に合わせて切り抜きます。
デザインナイフを使っての、細かい作業です。
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もうすぐ終わる夏休み。
山田へ来るために、頑張って宿題を終わらせたそうです!
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山田のお母さん達との会話も弾み、和やかな雰囲気の中、1時間ちょっとで皆さん完成ですぴかぴか(新しい)
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孫みたいにかわいい子たちに教えてもらったと、皆さんとても嬉しそうでした(*^_^*)
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その後、細かい作業でちょっと疲れたお母さん達に、生徒さんが肩をマッサージしてくれました揺れるハート
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電気を消して、ランプをつけてみました。
「きれいだねぇ」と、皆さん出来栄えに大満足でした。
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東部中学校の生徒さん、引率の先生、ありがとうございました!
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(佐)




昨日に続き、「山田の地域資源(お宝)を考える」ワークショップのお話です。
翌8月27日(火)は現地視察会で、『震災語り部ガイドと街歩き』と『霞露(かろ)ヶ岳からみる山田湾視察』というプログラムがありました。
霞露ヶ岳は行ってみたいけれど一人では絶対無理だし…と日頃考えていた私は、無謀にも霞露ヶ岳の方を選択してしまいました。

と、いうわけで当日です。
スタートは霞露ヶ岳神社への参道入り口から頂上を目指し、尾根を伝って漉磯海岸へ降りてくる、というルートになりました。
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スタートとゴールが違いますので、局長に車で迎えに来てもらいます。

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スタート地点となる霞露ヶ岳神社への参道です。

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出発前に準備体操をしました。
参加者は7人、霞露ヶ岳を案内するのは昨日に引き続き観光協会の道又指導員です。

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最初はゆるい上り坂でしたが、途中から小刻みに折り返すきつい上り坂になりました。
小雨の降る中、途中で傘をさしたり、たたんで杖代わりにしながら登ります。
私はこの時点でバテてしまい、何度も休み休みしながらようやく歩きました。

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ようやく着きました、霞露ヶ岳神社入口です。石階段が続いていました。

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石階段を上るとご神体として祀られています大岩 御霞露様 がいらっしゃいました。皆さんそれぞれ手を合わせます。

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御霞露様から少しだけ離れて頂上となります。
晴れていれば海が見えるそうですが、この時はまだ雨模様で、「霞露ヶ岳」の名にふさわしい霞と露の景色でした。


頂上で30分程休憩した後、漉磯浜を目指して出発となります。
しばらくは尾根伝いで上り下りも緩やかでしたので、行きのようにバテないで行けました(^^ゞ
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途中途中で霞露ヶ岳の植物についての解説を聞きます。

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倒木など時々ありましたが、山道を管理している方がこうして道を確保していてくれています。

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下り坂に入り、しばらく前から波の音が聞こえていましたが、ようやく海が見えてきました!

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海が見えたり隠れたりしながら、何度目かの景色ですが、そのたびに見とれてしまいます。
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太平洋です。 右手は船越半島の白崎です。

さらに下ります。
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とうとう、漉磯浜に到着です!
どうにかここまで無事に歩いてこれました\(^o^)/
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左手に見えるのは赤平金剛です。

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こちらが前日のワークショップで「閉伊の須加の昆布」では?と話題にあがった「ミツイシコンブ」です。
この辺りでは漉磯だけで分布が確認されているそうです。

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局長が迎えに来てくれました(^o^)/
漉磯浜の駐車場は津波で被災しましたが、今年の夏に修復されました。
帰りがけ、雨上がりのためか、大きな蠅がやたらと飛んできました。虫よけ対策があるといいですね。
また、船越半島には熊の生息痕がありますので、霞露ヶ岳に登る時はクマよけの鈴などを持って行きましょう。


霞露ヶ岳には立派なブナの木や高山植物、浜の植物、信仰の山としての性格などいろいろなものが見られました。
植物の種類など自分で分かっていれば、きっともっと面白いだろうなと思いました。

最後に、途中バテてしまった私に付き添ってゆっくり歩いて下さった方、ご迷惑をおかけしました。
本当にありがとうございました。
(和)

一昨日の8月26日、コミュニティーセンター2階で山田の地域資源(お宝)を考えるワークショップが開かれました。
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このワークショップ、前半は山田の人が講師としてお話しし、後半は皆さんでワイワイ話し合う、といった感じでした。(私は30分程遅れての参加となりました(^^;ゞ)

観光協会からも道又さんが講師として出席しました。
船越半島の霞露(かろ)ヶ岳の登山道の今の様子や、そこに生えている高山植物、津波によって近い時代の塩釜の跡が出てきたこと、などです。
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質問から出てきた「作った塩」の行方や、霞露ヶ岳への信仰は川端さんのお話へも引き継がれます。

続いて山田の文化財保護審議会会長の川端さんのお話です。
大浦の事を中心に、山田の歴史、海路から伝わった文化の考察、明治時代の山田湾への外国船の寄港、信仰の山としての霞露ヶ岳などです。
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質問からさらに漉磯の人たちのルーツや、虎舞と浄瑠璃の関連、この辺りの最初の文字記録「閉伊の須加の昆布」の話などなど、様々なお話が飛び出します。
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塩釜で作った塩は自分たちの加工用に使ったのではないか、と道又さんは考え、川端さんは大きいものを塩漬けして他所に売る場合はとても足りないから他からも入手もしていたのでは?という事でした。冷蔵庫のない時代の塩の重要度は今とは比べものにならないのですね。

歴史の話を考えるとき、昔の流通は船が主力だったという事を見落としがちになり、目から鱗です。
道又さんと川端さんのお話は、自然と歴史文化と分野が違うのですが、補足しあっていてどちらも切り離せないように感じられました。



続いて環境省の方からのお話で、題して『「よそ者」から見た山田町の観光についての特徴・魅力10』。
外の人からどう見えているのかというのは中の人間にはなかなか分かりにくいものです。うなずく点もありましたが、山田は意外と近いよ、など、え?と意外な部分も多く、興味深かったです。
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続いてグループワークです。テーブルごとに分かれて山田の魅力、よその人に山田を紹介する時、どんな事を教えたいかを1点ずつ紙に書いて貼っていきます。
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最初は何を書けば?!と皆さん緊張気味だったのですが、書くほどにあれも、これも、となり、…ほどなく雑談となりました(笑)

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最後に各班ごとに簡単に発表です。
どの班も「食」のオレンジ用紙が一番多く、取り留めもなく書いているつもりでも、ある程度傾向が出てくるんだな、と感心しました。
一つ分かったことは、皆さん山田の食べ物をとても美味しいと思っている、ということです。


翌日は現地視察会として、A『震災語り部ガイドと街歩き』、B『霞露ヶ岳からみる山田湾視察』というプログラムがありました。
私は無謀にもBの方を選択してしまいましたので、明日は霞露ヶ岳のお話となります(^_^)/
(和)

岩手県内の郵便局で行っている「私がお薦めする 岩手の観光スポット投票」。
皆さんが推薦する岩手の観光スポット、上位10位までに選ばれると、来年1月に「絵入りはがき」となって発行されます。
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また、ご投票いただいた中から、抽選で「ふるさと小包」3,000円相当のプレゼントが郵便局より10名様に当たります(^^)
投票方法は、はがきに
①あなたがお勧めする観光スポット1ヵ所
②住所
③氏名
④性別
⑤電話番号  をご記入のうえ、

〒020-8799 盛岡中央郵便局「岩手の観光スポット事務局」宛に郵送してください。


投票結果は9月10日(火)に郵便局の窓口に張り出されます。
投票期間が8月31日(土)(当日消印有効)と間近に迫っております。
山田も絵はがきになると良いですねぴかぴか(新しい)

詳しくはこちらのチラシをご覧ください。
岩手の観光スポット投票.pdf
(佐)

昨日は24時間テレビさんのイベントにお邪魔してきました車(RV)
会場は盛岡市の盛岡歴史文化会館前のイベント広場です。
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会場はたくさんの人で溢れていました\(◎o◎)/ さすが盛岡市です。

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出張かき小屋は海鮮焼きとシュウリ焼きを交互に出しました。
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たくさんの人に並んで買っていただきました。ありがとうございます!

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物産の方もたくさんの人に買っていただきました。
(予定より早く完売したものもあり、お目当てに来てくださった方には申し訳ございませんでした。)

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会場のテレビ取材も入りました(^^)/

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この扇風機のような機械からは水が霧状に吹き出て体を冷やしてくれます。
昨日の会場のお天気は暑いと思ったらザーッと雨が降り、と思ったらまた照りつけたりと、あわただしいものでした。

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おかげ様で無事終了です。
24時間テレビのイベントに呼んでくださったテレビ岩手さん、イベントを支えたスタッフの皆さん、募金をした下さった皆さん、そして会場に来て買ってくださったお客様方、本当にありがとうございました。
(和)

今日は諏訪神社の例大祭です。
33年ぶりという諏訪神社の例大祭。
昔を懐かしむ声もたくさん聞かれました。
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9時半からは、境内で神事が執り行われました。
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そして、この後、船越駅前に向かいます。
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船越駅前に到着した子どもたち。
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お神輿様が担ぎ手の掛け声とともに、威勢よく進みます。
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手踊りがはじまりました。
たくさんの観客で、駅前は賑やかです。
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ちびっ子たちもとっても上手に踊っていました(*^_^*)
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今日はこのあと、12時から船越屯所前、14時半からは山の内船着き場で郷土芸能の演舞があり、諏訪神社に戻るのは16時半頃になる予定です。

(佐)

船越の国道横の畑に、ちょっと変わったひまわりが咲きましたかわいい
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よ~く見てみると…
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ひまわりの中に、もう一輪ひまわりが目
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この畑を管理している西舘さんも、気がついたときはとてもビックリしたそうで、「こんなの初めて見たよ~」とおっしゃっていました。
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不思議なひまわり、ヤマザキショップさんの斜め前にある畑に咲いているので、近くを通ることがあったら見てみてくださいね(^_^)
(佐)

今日は暦の上では「処暑」と言うそうで、暑さの峠を超える頃なのだそうです。
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空が曇っている事もあり、今日の山田町は涼しかったり時々少し蒸し暑かったりです。


今日の11時から かき小屋前で、「24時間テレビ」のテレビ岩手さんから観光協会へ、ワゴン車の贈呈式が行われました。
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24時間テレビでは災害援助活動として、岩手・宮城・福島県の様々な市町村に「復興支援車両」を届けています。
その一環で、今回、山田町観光協会にワゴン車が届けられた次第です。

事務局長から感謝のメッセージです。
今日この日を大変楽しみにしていました。
24時間テレビさん、テレビ岩手さん、全国の皆さんの善意に感謝し、山田町・観光産業の復興事業に貢献していきたいです。
又、福祉施設等への訪問活動を行い、利用者さんに元気を与えていきたいと思います。
大変ありがとうございました。大切に使わせていただきます。

 山田町観光協会 事務局長


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山田町のためになるよう、大事に使わせていただきます。
本当にありがとうございました。
(和)

来週の月曜日の夜、ワークショップが開かれます。

「山田町の地域資源(お宝)を考える」ワークショップで、
8月26日(月) 18時~20時30分
会場は山田町コミュニティーセンター2階会議室です。

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山田町には、山田湾をはじめ美しい自然の景観や、お祭りや受け継がれる伝統芸能など、豊かな魅力にあふれています。
こうした「地域ならでは」の魅力を観光や地域振興に活かし、地域の財産にしよう、というワークショップです。

前回は現役エコツアーガイドの大西さんからお話を伺いました。
今回は山田町の地域資源について見つめなおそう、という内容です。

年齢、職業、出身地等問いません。
山田町の地域づくり、未来、エコツーリズムなどなと、興味のある方は、当日会場へ直接お越しください。
初めての方ももちろんOKです。
お茶を飲みながら楽しく語り合いませんか?

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お問合せは、公益財団法人日本交通公社 03-5255-6118 まで

詳しくはチラシをどうぞ↓
8月26日 山田町の地域資源(お宝)を考える.pdf

(和)

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